各部の新入生に向け、お祝いのメッセージを送る芝原校長(提供写真)
「みんなで明るく学校作っていきたい」
入場者制限でも心づくしの祝福
龍郷町の県立大島養護学校(芝原一郎校長)は7日、2020年度入学式を行った。小学部・中学部は第43回、高等部は第31回。32人の新入生らが保護者らに祝福され、新たな一歩を踏み出した。
今年度は、小学部6人、中学部11人、高等部15人の計32人が入学。新入生代表の生徒は「楽しく、明るく、先生やみんなと学校を作っていきたい」とあいさつ。これから始まる学校生活への期待をにじませた。
芝原校長は各部に向けてお祝いの言葉を贈った。小学部に対しては「早く学校生活に慣れてください」、中学部に対しては「友達と関わり、協力して学校生活を送ってください」、高等部に対しては「卒業後の社会参加や、自分の夢の実現に向けて頑張ってください」と励ました。
例年は地域住民などが参加して盛大に祝福するが、今年は新型コロナウイルス対策として来賓を減らし、保護者のみ入場可能とした。在校生も、代表1人のみの参加となった。
高等部3年生で生徒会長の津田わかなさんが在校生代表として歓迎のあいさつを述べた。「新しく入学した皆さんと一緒に、みんなで仲良く学校生活を送りたい」と歓迎し、新しく始まる後輩との学校生活に期待を膨らませた。