県立大島病院にマスク2000枚寄贈

島内の9医療機関に計1万枚提供予定
奄美大島5市町村

 奄美市は12日、市内34の医療機関と20の歯科医院にマスク計約3万3千枚を寄贈することを明らかにした。同日、県立大島病院に5市町村共同分とは別に、マスク2千枚と手袋、フェイスシールド各40個を贈った。そのほかの施設にも順次、提供する。

 市内のすべての医療機関と歯科医院が対象で、医療従事者の人数など施設規模に合わせ300~2000枚ずつ寄贈する。全国でマスクなどの医療資材の不足が続く中、市保健福祉部の山下能久部長は「感染リスクを抱えながら、地域医療を支える関係者に少しでも役立ててもらえたら」と話した。