飲食店応援、「経営役立てて」
奄美大島商議所
奄美大島商工会議所(有村修一会頭)は10日から、奄美市内の飲食店で使用できる「飲食店応援プレミアム商品券」の「取扱店」募集を始める。一冊3千円の購入額で5千円分の飲食が楽しめる商品券で、7月から販売を開始する。主催者らは「プレミアム率が高く大勢の需要が見込める商品券。多くの飲食店が取り扱うことで、経営に役立ててほしい」と加盟を呼び掛けている=写真=。
商品券は、新型コロナウイルス感染拡大で苦境に立つ地元飲食店を支援しようと同商議所が運営。取扱店への加盟は市内の飲食事業者が対象で、同商議所に申し込むことで取り扱いができ、奄美大島信用金庫本支店や奄美信用組合本支店で換金できる。
有村会頭は「市民が中から動くことで、飲食店への消費行動を刺激したい」と商品券発行の意図を説明。「観光需要の自粛も長期間続く見通し。大勢に使ってもらうことで地域の活性化につなげたい」と期待を込めた。
商品券は1万冊(一冊・千円×5枚綴り)発行し、総額は5千万円(販売総額3千万円)。差額は市が負担し、市内外を問わず誰でも一人4冊(本人限り)まで購入できる。
販売は、7月1日からで利用期限は8月31日まで。同商議所と奄美市笠利町のあまみ商工会で販売する。
加盟の申し込み及び問い合わせは、同商議所(担当・金子さん)電話0997―52―6111まで。