大奄美関応援のぼり寄贈 竹山建設などから7本

15本に増えた「大奄美関応援のぼり」をバックに記念撮影する後援会役員、竹山産業開発の竹山真之介社長(左から4人目)ら(提供写真)

国道沿いへ15本並び壮観
竹田町長「けがせず頑張って!」

 「町民の希望、大奄美関頑張れ」―。奄美市名瀬の竹山建設㈱、竹山産業開発㈱の竹山グループ会社2社は17日、龍郷町赤尾木出身で大相撲の十両力士「大奄美関」の応援のぼり7本とポール7本を龍郷町へ寄贈した。竹田泰典町長からの要望を受けて寄贈が実現した。大相撲七月場所は今月19日に初日を迎える。これまでに「大奄美関」への応援のぼりは各種団体から8本の寄贈があり、今回の寄贈を合わせて15本の応援のぼりがそろった。町役場向かい側の国道沿いに同日、15本ののぼりが掲げられ、風で一列に並ぶ様子は壮観だ。

 同日、竹山産業開発㈱の竹山真之介社長、竹山建設㈱の竹山武輝専務取締役が町役場を訪問し、「大奄美後援会」(会長・竹田町長)の役員7人と一緒に応援のぼりをバックに記念撮影した。

 応援のぼりの寄贈先は▽竹山建設㈱2本▽奄美サンプラザホテル2本▽サンデイズイン鹿児島2本▽タケヤマセルフ1本。ポールを設置する基礎工事も行った。

 大奄美元規関(本名・坂元元規、27歳、追手風部屋)の七月場所の番付は、東十両4枚目。

 竹山産業開発の竹山社長(44)によると、竹山社長と大奄美関とは親戚に当たる。

 竹田町長は「竹山グループの方々の気持ちに感謝している。大奄美関は町民の希望であり、活躍を期待している。けがをせず、精進して頑張ってほしい。15本の応援のぼりは壮観だ」と述べ、エールを送った。