今年も黒糖焼酎を敬老プレゼント

今年も徳之島の100歳以上の長寿者たちに黒糖焼酎を「敬老プレゼント」へ。奄美酒類の中村社長(左)ら=14日、徳之島町亀津の同本社で

奄美酒類㈱ 徳之島の百歳超49人に

 【徳之島】奄美酒類㈱(徳之島町亀津、中村功代表取締役社長)は「敬老の日」(21日)を前に、今年も徳之島3町の100歳以上(年度年齢)の長寿者計49人(女性43人・男性6人)に、自社製品の奄美黒糖焼酎「奄美」(アルコール分25%、1・8㍑)を2本ずつ敬老プレゼントして長寿をたたえる。

 地域の発展を支えながら地場産の黒糖焼酎を長年愛飲していただいた地元消費者のみなさんへの謝恩の一環。うち「長寿の島」の新100歳以上の長寿者たちを自社製品で祝い・たたえる「敬老プレゼント」は20年以上続けている。昨年までは自社ブランドの「祝い酒」(30%、1・8㍑)を1本ずつ贈っていたが、今年は「奄美」一升瓶の2本セットに増やした。

 同社調べによると、今年度の町別対象者数は▽徳之島町15人(女性14人・男性1人、うち最高齢は106歳)▽天城町17人(女性15人・男性2人、同107歳)▽伊仙町17人(女性14人・男性3人、同107歳)。

 中村社長(51)は「新型コロナ禍にあって、健康に留意され、長寿の島とうたわれる島でさらに長生きを」と期待。

 コロナ経済下の業績見通しは、家飲み消費に支えられ約10%減程度に止まっているが、関東・関西地区への営業や物産展など自粛の影響はあるという。

 同敬老祝いセットは各対象者の居宅や利用施設あてに一両日中にも発送される。