今年度「みらい会議」始動

20年度第1回「たつごうみらい会議」。事例(企画)発表(提供写真)

龍郷町 高校生3人にも初委嘱

「2020年度第1回たつごうみらい会議」が24日、龍郷町役場会議室で開かれ、始動した。事務局によると、初会合では委員19人に委嘱状を交付、自己紹介し、4人による事例(企画)発表があった。委員に初めて高校生3人も委嘱を受けた。今年中にあと3回会合を開き、12月上旬ごろに町へ対する「政策提言」提出を予定している。

竹田泰典町長が委員代表の秋葉深起子氏(㈱アンドカラー代表取締役)に委嘱状を交付した。

事務局によると、事例発表では、村山健一郎氏(町企画観光課長補佐)が「自転車を使った観光について」をテーマに発表。村上裕希氏(イモーレ秋名代表理事)は、今年設立された「龍郷町地域振興公社」に関する提言を行い、「農作業支援だけでなく、地域おこし協力隊を採用し、農産物を活用した商品開発」などについて持論を述べた。

佐藤理江氏(NPO法人ねりやかなやレジデンス代表)は、空き家活用などの取り組みを発表し、田中基次氏(㈱リーフエッヂ代表取締役)は、大勝にある多機能事業所「あまみん」(生活訓練、就労継続B型)で取り組む障がい者の就労支援、「農福連携」などについて発表した。

委員に初委嘱の高校生3人は「大好きな龍郷町に関わることができてうれしい」「高校生の視点で課題解決に向けて頑張りたい」「若者ならではのアイデアを出していきたい」などと抱負を述べた。

終了後、同会場で交流会を開いた。

【委員】秋葉深起子、伊東未来、圓山和昭、川畑稔仁、隈元莉緒奈、佐藤理江、重枝一馬、竹迫まりな、辰巳奈緒子、田中基次、德永義郎、中村安久、福本洋孝、前田圭祐、間弓祐次郎、箕輪千里、村上裕希、森まゆみ、要田亨(敬称略)