市民視聴へ役所で放映

大島高校生徒らが制作した動画が放映される市役所のモニター

新型コロナ対応の医療従事者応援動画
大島高校生徒が制作

奄美市名瀬の県立大島高校が新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者への応援のため6~7月に動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開したオリジナル動画が、市役所2階の行政情報コーナーの大型モニターで16日まで放映されている。午前10時半と午後3時半の2回の放映時には、モニター前で立ち止まり、動画を見入る市民の姿も見られた。

動画は6月、同校生徒らが新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者への応援しようと、校内に医療従事者に対する感謝と応援のメッセージを掲げ、吹奏楽部の演奏に合わせて、生徒らが華やかな展示とパフォーマンスを披露する様子をドローンで撮影。約8分間の動画には、書道部員が応援メッセージを大書するパフォーマンスや美術部の絵画が飾られた吹き抜けで、吹奏楽部・ダンス部・新体操部が演技を披露、最後は校舎屋上で生徒らが笑顔で医療従事者への応援メッセージを送っている。

YouTubeで約3週間公開されたが、インターネットを見ることができない市民もいることから「もっと多くの市民に見てもらおう」と同市の広報担当者らが市役所モニターでの放映を企画した。