元気になる音届け

元気を届けようと馴染みの曲を軽快に演奏した古高吹奏楽部部員たち

1年ぶり、喜び胸に定演会
古高吹奏楽部

 古仁屋高校吹奏楽部(下園俊郎顧問)による「第7回定期演奏会」が15日、瀬戸内町の同校体育館であった。コロナ禍で県コンクールなどが中止となり、本格的なコンサートは約1年ぶり。部員らは晴れの舞台で発表できる喜びを胸に、元気な音を保護者や地域の人に届けた。

 同部は2年生8人、1年生5人の13人。毎年、学校行事や地域イベントで腕を磨きながら、県コンクール金賞を目指し活動に取り組んでいる。

 しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、早い段階でコンクール中止が決定。当初はすべてが流動的だったが「目標を失ってはならない」と定期演奏会の開催が決まってからは、目標を切り替え練習に励んできた。

 コンサートは3部構成で、吹奏楽の魅力が詰まった曲「トイズ・パレード」で幕開け。会場には保護者らも訪れ、席の間隔を空けながら鑑賞した。

 第2部以降は、元気になる音を届けようと映画やアニメソング、J―POPなど馴染みの曲を軽快に演奏。アンコール1曲を含む全11曲で聴衆を魅了した。

 チューバ担当の2年・竹元龍雅部長は「一時は演奏する場がなくなるのではと不安もあったけど発表できてよかった。始めは緊張もあったけど最後はみんな楽しそうに演奏ができていた」と笑顔。下園顧問は「コロナ禍での練習や演奏会の準備なども大変な年だった。いろいろあったが頑張った」と部員を労った。