亀津・亀徳地区小中臨時休校

学校の臨時休業措置などを確認した徳之島町新型コロナ対策会議=8日夜、同町役場

徳之島町対策本部会議 学校クラスター回避へ
新型コロナ

 【徳之島】徳之島町教育委員会は8日、町内の10代男性の新型コロナウイルス感染の判明を受けて、亀徳小学校(児童数132人)と同併設幼稚園(38人)を同日午後から臨時休業・休園に踏み切った。同町新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・高岡秀規町長)会議では児童生徒への感染拡大、学校クラスター(感染者集団)回避に、近隣の他4校(園)についても9日午後から同様の措置を取ることを確認した。

 町新型コロナ感染症対策本部会議は午後5時半から定例開催した。町内の感染者数が前日比で10人増え計33人、伊仙町も3人増え計6人となったことを確認。ほか、新たに徳之島町職員の濃厚接触者6人が判明、9日にも検査結果が判明するという。

 初の10代男性の感染を受けて亀徳小・同幼稚園を8日午後から13日まで臨時休業・園措置を取ったことも確認。協議では、亀津小(350人)・同幼稚園(46人)、亀津中(222人)、尾母小・中(20人)についても9日の給食後、同様に13日まで臨時休業することも確認した。

 ほか、濃厚接触で休んでいる職員がいることから再度、検温や衛生管理を徹底させる。社会教育施設(町体育館や生涯学習センター、図書館など)の休園・休館措置は年内いっぱいに延長する。感染防護服を購入(100着)しての緊急貸し出し、介護支援など対策強化も確認した。