奄美市で新たに2人感染

島外滞在歴ある職場関係者
新型コロナ

 

 県は16日、奄美市在住の20代男性と10代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。15日に感染が確認された30代男性の職場関係者で、20代男性は今月10日~12日、10代男性は同11日~12日の間、県外に滞在していた。3人の島外滞在先での接触の有無については公表していない。

 県によると、20代男性は12日に咳と鼻づまりの症状があり、先に感染が確認された30代男性の濃厚接触者として15日、PCR検査を受け陽性が判明した。10代男性は13日に咳の症状があり、15日に濃厚接触者としてPCR検査を受け感染が確認された。2人は医療機関に入院している。それ以外の濃厚接触者は全員陰性だった。

 県内では、奄美市のほか南さつま市や姶良市、霧島市、鹿屋市、薩摩川内市などで新たに計9人の感染が確認された。県内の累計感染者数は858人で、15日現在、70人が入院しており、うち1人が重症、10人が中等症。宿泊施設の入所者は91人で、12人が自宅待機している。退院・退所は676人で、うち死亡は13人となっている。