北高クリスマスコン

クリスマスムードあふれる多彩な共演で会場を魅了した2020大島北高校クリスマスコンサート

聖夜の音色、多彩に共演
吹奏楽に太鼓やダンス、にぎやかに

「2020大島北高校クリスマスコンサート」が20日、奄美市笠利町の同校(下髙原涼子校長)であった。吹奏楽部を中心に北大島太鼓部やダンス同好会など生徒らが共演。カラフルな衣装をまとった部員らは、クリスマスムードあふれる多彩な演奏で会場を聖夜の音色に包み込んだ。

コンサートには、吹奏楽部4人、ダンス同好会13人、北大島太鼓部7人など生徒40人以上が出演。吹奏楽部には、緒方民子顧問や音楽講師の城昭久さんのほか、OGらも〝助っ人〟で加わり演奏を支えた。

曲は部員らが選曲を重ね、約2カ月間ハードに練習。この日が最後の演奏となる3年・松田裕貴部長は「難しい曲はやめて、みんなが知っている曲にした。とにかく楽しくクリスマスの雰囲気を満喫してほしい」と演奏に挑んだ。

コンサートは、北大島太鼓部の演目「疾走」で幕開け。続く吹奏楽部の演奏では、ジングルベルなどお馴染みのクリスマス曲が軽快に続いた。

中盤は、シマ唄やバンド、ダンス同好会などがにぎやかに登場し多彩なジャンルで保護者などの聴衆を魅了。約2時間、吹奏楽やダンスなどさまざまな音や演舞が元気に共演し、聖夜なひと時を楽しんだ。

会場に訪れた松田部長の母・澄香さんは「今年は新型コロナウイルスの影響で演奏会が少なかったけど最後に見ることができてよかった。楽しかった」と喜んだ。