奄美市HPで紹介している新型コロナ感染が疑われる場合の家庭での過ごし方
奄美市は、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合の家庭での過ごし方やPCR検査を受けた場合の注意点などを市ホームページ(HP)で紹介、「家族や周囲の人への感染予防に生かしてほしい」と呼び掛けている。
市HPでは、「新型コロナウイルス感染症について」という項目の「新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合」と記された部分に掲載されている。家庭での過ごし方では、「症状がなくても感染を拡大させるリスクがある」などとし、基本的な行動として▽外出を避ける▽同居する人も体温を測るなどの健康観察を行い、不要不急の外出を避け、症状があるときは職場などに行かない▽手洗い、換気、マスク着用などを家庭内でも継続▽体調・症状が悪くなった場合は速やかにかかりつけ医や名瀬保健所(電話0997―52―5411)に相談―するよう呼び掛けている。
このほか、部屋を分けて生活することや、ドアノブなど共用部分の消毒の徹底、ごみは密閉して捨て、寝具や衣類はこまめに洗濯し、取り扱う際は手袋やマスク着用を心掛けるよう求めている。また、妊婦や高齢者、持病のある人など免疫力の低下した人との接触を避けるよう呼び掛けている。
PCR検査を受けた人に対しては、結果が出るまで外出を控えたうえで、陽性だった場合と陰性だった場合のそれぞれの対応などを記している。
陽性だった場合は、症状によって入院や宿泊療養、自宅待機など保健所の指示に従い行動し、陰性だった場合も濃厚接触者となった人は保健所から伝えられた期間は外出せず体調観察するよう求めている。
また、入院や宿泊療養する場合、現金や保険証、服用中の薬、衣類など必要な所持品をあらかじめ確認しておくことを勧めており、病院や宿泊施設でも行動範囲が制限されることを認識して準備するよう呼び掛けている。