行楽客でにぎわった崎原集落近くの桜並木(7日午後1時ごろ)
名瀬崎原 お花見日和に人出
奄美市名瀬崎原に続く市道沿いに植えられたヒカンザクラ(バラ科サクラ属)が見頃を迎えている。春の陽気に映える満開の花を見ようと7日は、朝から家族や友人連れでにぎわった。
同日の奄美地方は朝から快晴に恵まれ、名瀬(20・3度)など群島各地で日中の最高気温は20度以上を観測。3月中・下旬並みの暖かさとなった。
崎原集落の沿道にはヒカンザクラなど1100本の桜並木があり、満開となる時期は多くの人が詰めかける。
この日は日曜日とあって並木の広場では家族やグループがシートを広げ、春の陽気と花見を満喫。スマホ片手に記念写真を撮る光景も見られ、昼頃には訪れた車で渋滞する混雑となった。
友人2人と連れ立って初めて来たという会社員の女性(24)は「奄美で花見ができると思わなかった。とても気持ちがいいです」と笑顔だった。