「ぺったんこ」。亀津北区のふれあい餅つき大会(提供写真)=14日、徳之島町
亀津北区自治会 三密避けて交流
〇…徳之島町亀津北区自治会(幸多勝弘区長)のふれあい餅つき大会が14日、同公民館敷地であった。ちびっ子たちが青年部の手ほどきを受けて「ぺったんこ、ぺったんこ」とふれあいを深めた。
〇…コロナ禍にあって、地域コミュニティーを育むふれあいイベントも自粛・中止を余儀なくされている中、「三密を避けながら、旧正月３日のふれあい餅つき大会で絆を」との久々の集落行事。老若男女の区民延べ約１００人が入れ替わり立ち替わり参加した。
〇…子どもたちはつきあがって変身したきなこ餅やあんこ餅の味とおみやげに、「はじめての餅つきは楽しかった」「もっとうまくなりたい」と満足。
〇…会場では並行して、子ども会育成会と高齢者クラブ有志で栽培したサツマイモの焼いも会と、敷地内のヒカンザクラ花見会もあった。
〇…幸多区長は「マスク着用で三密を避けての久々の行事。これまでの〝当たり前〟がやっとできた充足感と共同体意識を確認できた。コロナ禍で、住民の思いをどのように拾い上げるかが正念場。創意工夫して活性化を図りたい」と話した。