大高書道部作成の横断幕を先頭に中野署長や渡さんらがパレード
「GOTO安全! GOTO YANGOパレード出発式」と銘打った飲酒運転撲滅キャンペーン出発式が17日夜、奄美市名瀬のAiAiひろばで行われた。交通死亡事故被害者への黙とう後、麓憲吾あまみエフエム代表が「昨年の飲酒運転逮捕者が鹿児島県内でも奄美はトップクラスと聞き、啓もう啓発活動はできないかと警察や各団体に相談、快諾してくれた。寒い中、屋仁川までパレードよろしくお願いします」と趣旨説明、中野誠奄美警察署長も「島で悲惨な事故がなくなるよう、よろしくお願いします」と伝えた。
この日はあまみエフエム、奄美署、奄美市市民部、同社交飲食業組合、同通り会連合会、同安全運転管理協議会、同青年部など、7機関・団体が参加、「市民自体のパレードが行われて飲酒運転撲滅ができることを期待する。交通事故のない安心安全なまちづくりへの尽力に感謝する」と満永亮一市民部部長があいさつ。
その後、奄美署一晩交通課長・課長代理らに、あまみエフエムの渡陽子さん、石岡真夏さん、東蘭さんの3人が委嘱され、警察の帽子をかぶって敬礼した。また、この日のために作成されたステッカーが紹介、大島高校書道部作成の「飲酒運転撲滅パレード NO!アルコールの歩コール」「酔って間違えるな あなたの道 その命を背負う責任 貴方はありますか?」の横断幕も披露された。
この横断幕を先頭に、渡さんがシュプレヒコール。同ひろばから名瀬市内のアーケードや郵便局前、ホテルウエストコートから屋仁川のあまみエフエムまでパレードが続いた。
市中には「飲酒運転はんた~い 飲んだら乗るな~ 乗るなら飲むなあ~ 飲んでも飲まれるな~ 飲んでる人に車を貸すな~ 乗る人に絶対に飲ますな~ いっぱいで消える未来と消えぬ罪 ちょっとだけ ちょっとで済まない飲酒事故」などのシュプレヒコールが寒い中、いつまでも鳴り響いていた。