和泊小と今帰仁小(沖縄)の子ども達がオンライン交流

オンラインで今帰仁村の児童らに地元産バレイショをPRする和泊小の子ども達=和泊町=

沖永良部産バレイショが給食に

 【沖永良部】和泊町立和泊小学校の5年生40人と沖縄県の今帰仁村立今帰仁小学校の5年生50人が9日、給食時間にオンラインで交流した。この日の両校の給食には、沖永良部産バレイショを使ったポテトサラダとスープが登場。和泊小の子ども達がプレゼンテーションに臨み、地元特産品のPRに一役買った。

 友好都市協定を結んでいる和泊町と今帰仁村による食材交流プロジェクトの一環。先月24日、和泊町から特産品の赤土バレイショを送り、今帰仁村からは6月頃にスイカが届く。

 交流会は、給食時間に合わせて両校をオンラインでつなぎ開催した。ポテトサラダを食べた今帰仁村の子ども達は「おいしい」と喜んだ。

 和泊小の子ども達は、フリップを使ってバレイショをPR。「赤土で栽培されているので品質がよい」「ビタミンCが豊富」などと紹介した。

 福田晴琉さん(11)は「今回はオンラインだったけど、次は今帰仁に行っていろいろな話がしたい」。平光月さん(11)は「島のジャガイモはどんな料理にして食べてもおいしいけど、やっぱりカレーが一番」と笑顔で話した。