徳之島町きび生産見込み量「18万㌧台」上方修正報告も=26日、徳之島町
さらに上方修正18万㌧台へ
生産対策本部運営企画委
【徳之島】徳之島さとうきび生産対策本部の運営企画委員会が26日、徳之島町役場会議室であった。報告によると、来月4日ごろ搬入終了予定の2020/21年期製糖状況(現進捗率89・4%)からみた同島3町のキビ生産見込み量は、先月からさらに800㌧上方修正し、久々の18万2600㌧とした。
関係機関・団体の代表ら約25人が出席。南西糖業によると終盤入りした今期産キビの同社大型2工場への搬入量=25日現在、進捗率89・4%=は16万3272㌧(天城町5万8835㌧、伊仙町5万3964㌧、徳之島町5万474㌧)。買い入れ糖度の平均は13・74度(伊仙町13・90度、天城町13・66度、徳之島町13・65度)。
これら終盤情勢から試算した生産見込み量(第4回更正)は18万2600㌧。うれしい上方修正の連続となり、初期(第1回・12月15日)比では7364㌧アップ。町別の見込み量は天城町6万6500㌧(同比3500㌧増)、伊仙町6万300㌧(1076㌧増)、徳之島町5万5800㌧(2788㌧増)となっている。
協議ではほかメリクローン苗・一芽苗出荷実績(推進機構)、春植え推進状況、ハカマ有効活用取り組み計画、デトラッシャー施設(製糖工場精脱葉システム)整備検討委員会の設置、さとうきび情報一元化・有効活用体制整備検討委員会の設置―などについて報告があった。