新入生誓いの言葉を述べた森来夢=らいむ=(高等部1年生)さん=龍郷町=(提供写真)
「学校と家庭一体となって」
龍郷町の県立大島養護学校(芝原一郎校長・児童生徒数117人)は7日、小・中学部の第44回、高等部の第32回入学式を行った。今年度の新入生は小学部6人、中学部5人、高等部22人(うち徳之島支援教室4人、喜界支援教室2人)。入学生は職員・保護者らに見守られながら新しいスタートを踏み出した。
芝原校長は、小学部へ「楽しいことがいっぱいあるので、好きなこと、やってみたいことを見つけて」、中学部へ「協力しながら集団生活をがんばって」、高等部へ「自分の夢や努力を実現していこう」、保護者へ「学校と家庭一体となって進めていきましょう」とそれぞれ呼び掛けた。
児童生徒代表歓迎のことばを贈った生徒会長の中村英治=えいじ=さん(高等部3年生)は「今抱えている不安は自信、安心に変わる。楽しい思い出をたくさん作っていきましょう」とあたたかいメッセージで新入生を迎え入れた。
新入生誓いの言葉を述べた森来夢=らいむ=さん(高等部1年生)は「みんな仲良く助け合いながら明るくがんばっていきます」と力強く決意を表明した。
式典では、手指消毒・マスクの着用・検温・参加者の制限など新型コロナウイルス対策を徹底し、徳之島と喜界支援教室の児童生徒はリモートでの参加となった。