大和村大棚親子「うんどう教室」

「うんどう教室」に参加する親子たち=21日、大和村大棚

楽しそうに駆け回る

 大和村の大棚小学校体育館で21日、「大和親子うんどう教室」があった。未就学児から小学6年生まで親子10組、20人が参加。約1時間親子で楽しそうに体育館を駆け回った。

 YRA(大和ラグビーアカデミー)は、毎週日曜日、小学生を対象にタグラグビーを教えている。参加対象を未就学児にまで広げ、ラグビー以外の運動も取り入れ幅を広げたいと毎週水曜日「うんどう教室」を実施している。

 運動内容は、走ったり、投げたり、ジャンプしたり、ラダーや平均台を使い神経を刺激、遊びを通して体を動かす。未就学児は親子で参加し子どもの成長や大切な時間を過ごす。

 指導する川下光さん(38)は「人間は2歳頃から神経回路が発達。5~6歳頃に80%、12歳頃には大人と同じほぼ100%が作られる」と説明。「2~6歳頃までをプレゴールデンエイジ、6~12歳頃までをゴールデンエイジと言われている」と話した。

 親子で参加した関口稀乃くん(6)は「全部楽しい」と話し、母親の敬子さん(44)は「息子は5歳頃まで運動会でも走らない子だった。『うんどう教室』に参加してから積極的になった」と喜んだ。

 新潟出身の三田もも子さん(39)は「毎週親子で参加している。『うんどう教室』に通って出来ることが増えた。体を動かす成長の時期、奄美は最適」と子どもの成長に大事だと話した。