奄美市、コロナ緊急対策第6弾

2億962万円補正専決
ワクチン推進、子育て支援も

 奄美市は28日、総額2億962万円の新型コロナウイルス感染症緊急対策事業(第6弾)を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算(第1号)を専決処分した。ワクチン接種にかかる人件費や会場費、バス借上げ料、接種委託料などの接種推進事業費に1億850万円を計上したほか、新型コロナ検査助成事業費280万円、子育て世帯生活支援特別給付金9832万円などとなっている。

 歳入は国庫補助金1億5826万円のほか、財政調整基金から5136万円を充当、今後交付金での組み替えを予定している。

 ワクチン接種の体制構築に向けて市は、奄美文化センターに開設したワクチンセンターでの集団接種を計画しており、5月3日から65歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種を予定している。今回、予算計上されたのはこれらのワクチン接種を円滑に推進するための看護師や医師などの人件費と会場費、接種委託料などで、既に予算化された分を含めた総事業費は1億5273万円。

 新型コロナ検査助成事業は、老人福祉施設や社会福祉施設で感染者が発生した際、行政検査の対象から外れた65歳以上の施設利用者や関係者などについても、PCR検査費用(1人当たり2万8000円)を全額助成するもので、100人分を計上した。

 子育て世帯生活支援特別給付金は、低所得の子育て世帯に対し、18歳までの子ども(障がい児は20歳未満)1人当たり5万円を支給するもの。市内の対象者は1940人(1110世帯)を見込む。ひとり親世帯については、5月中旬以降、児童扶養手当と一緒に支給、その他の世帯については今後、支給方法などが検討される。