奄美群島7市町村で31人

新型コロナ 県内最多の251人 3日連続200人超

 県は19日、新型コロナウイルスの感染者が新たに過去最多の251人確認されたと発表した。200人を超えたのは3日連続。奄美関連は、奄美市、大和村、龍郷町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町の7市町村で計31人の新たな感染を確認。うち徳之島徳洲会病院で発生したクラスター(集団感染)の感染者は4人で、累計23人になった。

 奄美関連の新規感染者は▽奄美市7人(20代~80代男女)▽龍郷町2人(40代、60代女性)▽大和村1人(30代男性)▽喜界町9人(10歳未満~60代男女)▽徳之島町7人(10代~90歳以上男女)▽天城町2人(60代男性、30代女性)▽伊仙町3人(20代~30代男女)。うち徳之島町30代~90代男女3人と伊仙町の30代女性の計4人が徳之島徳洲会病院のクラスター関連だった。

 新規感染者31人のうち、4人が医療機関に入院、3人が宿泊施設に入所、24人が自宅待機している。感染経路がわかってないのは5人。奄美市で40代男性2人と30代女性、喜界町で50代女性、徳之島町で70代女性が不明となっている。

 県内ではこのほか、鹿児島市144人、霧島市17人、薩摩川内市14人、鹿屋市7人、伊佐市6人、日置市5人、指宿市3人、枕崎市、出水市、いちき串木野市、志布志市、曽於市、屋久島町、中種子町でそれぞれ2人などの新たな感染者を確認した。

 県内の累計患者数は6142人で、18日現在351人が医療機関に入院しており、うち2人が重症で54人が中等症。宿泊施設の入所者は282人で、754人が自宅待機している。