奄美市で10人感染

新型コロナ 県内新たに67人、1人死亡

 県は4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに67人確認したと発表した。1日の感染者が100人を下回ったのは6日連続。奄美関係は奄美市のみで、奄美中央病院のクラスター(感染者集団)3人を含む10人が新たに感染。同クラスターの累計は47人になった。

 奄美市の新規感染者は、10代~90歳以上の男女10人。クラスター関連は10代男性、60代男性、90歳以上男性の3人。10人のうち、10代女性、50代女性2人の計3人の感染経路がわかっていない。

 2人は症状がなく、8人が発熱や倦怠感などの症状を訴えている。10人の濃厚接触者は計27人(1人調査中)。3人が医療機関に入院し、1人が宿泊施設に入所、5人が自宅待機になっている。

 また県は、新たに1人が亡くなったと発表。死亡者の累計は51人になった。

 この日は、鹿児島市28人、大崎町7人、枕崎市と阿久根市各4人、鹿屋市、出水市、曽於市、屋久島町でそれぞれ2人などの新規感染者を確認した。

 県内の累計患者数は8445人で、3日現在327人が医療機関に入院しており、うち6人が重症で80人が中等症。宿泊施設の入所者は331人で、352人が自宅待機となっている。