天城町生涯学習講座開講式

多士済済の講師陣の紹介(天城町生涯学習講座開講式)=24日、同町防災センター

ウイズコロナ「新たな出発のために」

【徳之島】2022年度天城町生涯学習講座の開講式(町教育委員会主催)が25日、同町防災センターであった。2年余の新型コロナウイルス禍にあって参加者は講師と受講生ら約100人に限定。「Reborn(再生)~新たな出発のために~」をスローガンに、人生100時代を豊かにする生涯学習への決意を新たにし合った。

今年度受講者数(24日現在)は▽生涯学習講座(毛筆・硬筆・おりがみ・和の小物づくり・絵画・生け花・陶芸・短歌・手芸など)17講座に172人▽特別講座(花植え・バードウォッチング)随時募集▽自治公民館講座(レクリエーション2)に21人▽自主活動グループ講座(囲碁将棋・島娘三味線など13講座に173人―の計367人(延べ)。

コロナ禍での自粛要請もあり年間開講数の未達もあった21年度(計371人)とほぼ同規模での開講に。

自主活動グループ島唄・三味線「白鷺会」中島清彦講師の「十番口説き」のオープニング演奏で開式した。院田裕一教育長は式辞で「本年度はウイズコロナで世界雄飛と島担う人づくりへ。仲間たちと学ぶ楽しさをモットーに最後まで頑張って」。森田弘光町長も祝辞で「人生100年時代は、一人一人が生きがいを持って学ぶことが重要」と励ました。

講師代表で委嘱状交付を受けた「おりがみ講座」(新規)の武原加恵子さん(62)はあいさつで「世界の共通語の一つにもなったオリガミで楽しい思い出を」。受講生代表の上田朱美さん(64)=松西レクリエーション講座5年目=は「最高の仲間たちと笑い、助け合いながら、時間を忘れて楽しい時間に。ボランティア活動にも参加します」などと抱負を紹介した。

各講座とも5月から本格始動となる。受講生募集は継続中(生涯学習推進室)。