奄美市でDeNA優勝パレード

地域住民らが沿道で祝福を送った横浜DeNAベイスターズの優勝パレード(1日、奄美市名瀬)

W日本一を祝福

1日から奄美市と宜野湾市(沖縄県)で春季キャンプを開始したプロ野球の横浜DeNAベイスターズ。2024の日本シリーズで26年ぶりの優勝とプロ野球ファーム日本選手権で日本一に輝いた同球団の優勝パレードが1日、奄美市名瀬の末広通りから奄美市役所までの目貫通りであった。沿道には多数の住民やファンが駆けつけ、ダブル日本一を祝福した。

パレードは午後4時にスタート。桑原義行二軍監督と安田壮平奄美市長が添乗したオープンカーを先頭に宮﨑敏郎選手と奥輝人奄美市議会議長などを乗せたオープンカー計4台と、陸上自衛隊奄美駐屯地のオープントラック2台に分乗した選手たちが沿道の住民らに手を振り、「ベイスターズ万歳」の掛け声とともに優勝と今シーズンの飛躍を誓った。

パレード後の歓迎セレモニーで桑原二軍監督が「横浜でのパレードと違って、沿道からの温かい声援が直接聞こえ、思い出に残るパレードになった」。宮﨑選手は「沿道の人との距離が近く、一人一人の声が直接届き、幸せな気持ちになった」と話した。

セレモニーで同球団から目録を受け取った名瀬ドラゴンズの竹山晄進(こうしん)主将(11)=名瀬小5年=は「チームでは捕手を担当している。テレビで見ていたプロ野球選手から目録を受け取ってうれしかった。将来はかっこいいプロ野球選手になりたい」と語った。