「自然観察指導員講習会」開催

講習会参加を呼び掛ける同協会職員ら

奄美初、6月12~13日
日本自然保護協

(公財)日本自然保護協会は6月12~13日に、「自然観察指導員講習会」を奄美市名瀬の奄美少年自然の家で開催する。12日は午前9時30分から午後6時30分まで。13日は午前9時30分から午後5時30分まで。

日本自然保護協会の会員とサポーターは合わせて約2万5千人。自然観察指導員とは、「自然観察からはじまる自然保護」を合言葉に、地域に根ざした自然観察会を開き、自然を守るための仲間をつくるボランティアリーダーで、全国に約8千人いる。同講習会は1978年から全国で実施されており、奄美大島での開催は初めてで、第574回目の講習会にあたる。修了すると「自然観察指導員」の腕章と登録証などが授与される。種名を教えることにこだわらず、疑問を引き出し、五感を大切にしているのが特徴だという。

講習会の概要は①定員=40人(申し込み多数の場合は抽選)②対象=満18歳以上、2日間の全プログラムを受講できること、自然保護教育の必要性を認識し、自然観察活動の推進に意欲がある人③費用=1万9500円(日本自然保護協会会員は1万4500円)④プログラム概要=▽自然観察の視点▽自然の保護▽自然の観察▽自然観察の素材▽自然観察会の企画▽自然観察会の開催―を野外実習と講義を通して学ぶ。⑤講師=吉田正人筑波大学大学院教授(世界遺産専攻)、清末幸久自然観察指導員鳥取連絡会会長、興克樹奄美海洋生物研究会会長、木元侑菜(奄美海洋生物研究会)⑥申込期間=4月27日~5月23日⑦申込方法=QRコードの専用ウェブフォームから。詳細もこちらで確認のこと。

問い合わせは電話050・5490・8316日本自然保護協会浅岡さんまで。