徳之島空港線 植樹帯を奉仕清掃

県道伊仙亀津徳之島空港線の一部区間約1㌔の植樹帯付近の奉仕清掃が行われた

持続的な環境美化意識願い

 

約1㌔区間草刈り

 

 【徳之島】県大島支庁徳之島事務所、徳之島町役場などは5日、県道伊仙亀津徳之島空港線の植樹帯付近の清掃ボランティア作業を行った。同線沿道約1㌔区間にわたり、草刈りやゴミ収集などで汗を流した。

 同作業は8月5日に予定されていたものの、台風5号の影響で中止になった恒例の「道の日」清掃作業の代わりとして、その一部区間を対象に実施された。

 両団体の職員ほか、徳之島町商工会関係者など参加者70人がグループに分かれ、役場前交差点付近から、亀徳大橋手前付近までの約1㌔区間、両車線沿道の植樹帯周りの清掃を行い、草刈りや落ちているゴミを拾うなどして約1時間半汗を流した。

 同事務所の瀬戸口寛事務所長(57)は「世界自然遺産登録に向けて、今月IUCNの調査も入る。島内の代表的な通りの一つ(県道伊仙亀津徳之島空港線区間)での、作業の様子をいろいろな人に見てもらい、自然遺産登録後も持続的な環境美化意識につながってほしい」と話した。