東京―奄美大島線では客室乗務員が紬エプロンでサービス(JALホームページより)
東京や群島就航便でPR
JALグループ
日本航空(JAL)はこのほど、同社グループが就航する東京や奄美群島の路線で奄美の伝統工芸品「大島紬」をPRするキャンペーンを始めた。客室乗務員(CA)のエプロンや座席シートのヘッドレスカバーに紬柄をあしらい、機内を“奄美色”に染めている。9月末まで。
特産品を活用した奄美の地域振興の一環。奄美・沖縄地域の世界自然遺産登録実現に向け、鹿県内離島エリアへの航空需要喚起、地域活性化につなげていく狙いだ。
東京(羽田)―奄美大島路線ではCAがオリジナル紬エプロンを着用してドリンクサービスするほか、羽田を基点に青森や鹿児島、奄美大島の3路線と、日本エアコミューター(JAC)の奄美群島区間を就航するATR機のシートに紬柄カバーを装着し、特産品をアピールする。
なお期間中、奄美大島を結ぶ羽田・大阪(伊丹)間の直行便で、黒糖や県産ウーロン茶も配布している。
JAL関係者は「奄美を含め、鹿児島の地域振興にお手伝いできたら」としている。