コロナ自粛が連休明けても続き、めげていませんか?
スペイン在住のバイラオーラ(踊り手)の方と先週話すことがあったのですが、スペインは日本よりも外出規制が厳しく、お話をしたその日にやっと外出が許されて、午前の3時間内に1時間、夕方の3時間中の1時間のどちらかを選択して外出でき、久しぶりに散歩が出来たと、とてもうれしそうに話していました。日本はそこまで厳しくないので、まだいいのかもしれませんね。
この旅は2013年に初めてスペインへ行った時の話です。訪れた場所をネット検索すると、スペインも、あちらこちらが臨時休業表記になっていました。この旅紀行が、少しでも清涼剤になればうれしいです。
マドリッドの有名な観光地であるマドリッド王宮に到着。写真が少なかったので、あまり記憶が出てこなかったが、この地で観光した唯一のスポットだったのを思い出した。写真が少なかった理由は、室内の撮影がNGだったから。ヨーロッパ随一の広さを誇り、3400室のうち50室が一般に公開されている。ストラディバリ親子の制作による5つの弦楽器が飾られた部屋もあった。ベラスケスらの手による天井のフレスコ画も見事だった。今でも国の行事に使われているという
王宮の右手にあったアルムデナ大聖堂。入場無料だったようだが、入口がわからず中には入らずじまい。それに、王宮が広すぎて、すでに満足していたせいもあった
王宮の前の広場に並ぶ石像のひとつ
朝ご飯の看板を横目に行き過ぎる。ホテルで食べていなければ、食べてみたかった。ドリンクとパンケーキで2.50ユーロ=350円だ
お土産屋に並ぶ招き猫。日本が恋しいわけではないが、目が留まる
テアトロ・レアル(王立劇場) イザベル1世の治世下、1850年開場。1977年に国定記念建造物に指定され、1997年に再び使われ始めた。外観よりも中が素晴らしいということを知らずに、ここもまた通り過ぎてしまった
プエルタ・デル・ソルに建つビーナス像 この広場の最初のマリブランカの噴水を飾っていた。レティロ庭園やレコレス遊歩道など、マドリッドのあちらこちらに移され、1986年にもとの像より少し小さなレプリカとして建てられた
夜のプエルタ・デル・ソルは雑多な人々が行き交い、少し緊張が走る。広場を過ぎて路地に入ると、タイル張りのお店が並んだ通りに出くわした
着いた日に行った初めてのバル体験。バルとは、気軽に食事を楽しむところだ。たっぷりのオリーブオイルとニンニクで煮込まれたエビのアヒージョとイカのリング揚げ、ハモン(生ハム)等を頼む。こんなに食べて、46ユーロ。1ユーロ140円として一人2000円、安かった
看板に日本語があった
屋宮秀美
瀬戸内町勝浦生まれ。高校まで奄美で育ち、東京に上京。
東京工芸短期大学で写真の基礎を学び、写真スタジオなどを経て、フリーカメラマンになる。
2012年に人生の思い出にと始めた、フラメンコにはまる。踊りから入ったが、カンテと呼ばれる歌や手拍子のパルマ、ついにはギターまで習い始めている。