候補者乱立知事選・県民の声

かつてない乱立で混戦模様となった知事選。県庁前の掲示板には候補者7人のポスターが並ぶ

「県民に信頼されるリーダーを」「公約守ってくれる人」

 17日間の選挙戦が始まった県知事選は、現職、元職、新人の計7人が立候補するかつてない乱立戦となった。多数の候補者が出たことで、県民の関心が高まるなど投票率アップが期待される一方、「乱立で争点が絞り込めず、誰に入れていいのかわからない」と困惑する県民の声も。新型コロナウイルスの影響で県内経済が疲弊する中、今後4年間の県政を担う知事に何を望むのか、大票田の鹿児島市で有権者の声を聞いた。

 男子大学生(21)
コロナによる不安定な社会情勢が数年続くと、就職活動に影響しそう。これからも地元鹿児島で暮らしたいので、地域振興に力を尽くしてくれる候補を選びたい。

 飲食店従業員女性(24)
 7人の候補者がどんなことを訴えているのか正直知らない。ただ、このままではいけないという気持ちでいる。経済が第一だと思うので、これから公約などをしっかり調べて、景気をよくしてくれそうな人、公約をちゃんと守ってくれそうな人に投票したい。

 会社員男性(43)
 現状にそれほど不満はないので、このまま継続して県政を任せられる候補に入れたい。新型コロナで受けた経済の落ち込みを、以前に近い状態に戻してもらいたい。
 
 パート従業員女性(54)
 新型コロナの影響で観光客が減っているように感じる。観光PRなどがちゃんと出来る人を選びたい。県政に対する不満はないが、選挙直前まで、政策以外で混乱を招いた現職の責任は大きい。県民に信頼されるリーダーでなければ、県政を任せることは出来ない。
 
 無職・男性(68)
7人の中には魅力ある候補がいない。コロナ対策の取り組みは当然、その先を見据えた政策を考えてほしいが、鹿児島市内の再開発ばかり取り組んでいるように感じる。今後の訴えなどを聞いて、判断したいが、あえて選ぶとしたら、コロナ対策などを含め、現職に引き続き県政を担ってもらった方がいいと考えている。