奄美9カ所、「AA」判定

奄美の海浜浴場での水質調査はいずれも「AA」評価だった(写真は大浜海浜公園)

 

海水浴場・水質調査
県内、O―157は未検出

 
 県環境保全課は26日、2019年度「海水浴場の水質調査結果」を公表した。奄美群島の9カ所は、いずれも水質が特に良好とされる「AA」に判定された。

 利用者がおおむね1万人以上の26海水浴場が対象。調査は国の基準に沿った、▽ふん便性大腸菌群数▽油膜の有無▽化学的酸素要求量(COD)▽透明度―の4項目。4月中旬から5月下旬にかけて実施した。

 発表によると、調査結果は全海水浴場で適(同AA23カ所、同A3カ所)判定、腸管出血性大腸菌(O―157)は検出されなかった。

 「AA」判定された奄美群島内の海水浴場(利用者)は次の通り。

 ▽奄美市=大浜海浜公園(6・2万人)▽宇検村=タエン浜(0・5万人)▽徳之島町=畦プリンスビーチ(2万人)▽天城町=与名間海浜公園(2万人)▽伊仙町=瀬田海海浜公園(0・3万人)▽和泊町=ワンジョ(1万人)▽知名町=沖泊海浜公園(1万人)▽与論町=大金久(1・2万人)、兼母(1万人)。