中学生が高校部活体験

バトミントン部の練習に参加した中学生たち=沖永良部高校=

沖永良部高校受け入れ
バドミントンでは試合に臨む

 【沖永良部】中学生に高校の部活動を体験してもらう「沖永良部高校部活動チャレンジ」が10日、同校であった。中学生らは、高校生の指導を受けながら練習に汗を流した。

 「地域が育む『かごしまの教育』県民週間」(11月1~7日)に合わせて実施。今月10、11、24日の3日間の日程で、13の部活動のうち2つを体験できる。

 同日は、陸上、バドミントン、ソフトテニス、サッカー、女子バレー、書道の6つの部活動体験が行われた。

 バドミントン部(男子11人、女子14人)には、中学生4人が参加。レシーブやスマッシュの練習後、高校生を相手にダブルスの試合に臨んだ。点数を決めると、笑顔でハイタッチをして喜び、観戦した先輩らも「ナイス」の声を上げた。

 和泊中3年の東ひかりさん(14)は「中学では吹奏楽部に入っているが、以前からバトミントンに興味があった。練習の雰囲気を味わえて良かった」。城ケ丘中3年の松下美波さん(14)は「先輩と会話が出来たし、練習も楽しかった」と話した。

 沖高バトミントン部の寺原莉緒奈さん(2年・17)は「私を含め高校から競技を始めた部員が多いけど、コーチの指導や仲間たちと切磋琢磨することで必ず上手くなれる。ぜひ入部してほしい」と語った。