4期連続の年内操業

工場に搬入されるサトウキビ=12日、与論町=

質・量ともに期待 生産量2万7500㌧見込む
与論島製糖

 【沖永良部】与論島製糖(株)与論事業所(松下豊社長)の2020~21年期の製糖が12日、スタートした。今期は天候に恵まれ生育は良好で、生産量は2万7500㌧(前期実績2万3392㌧)、単収6・9㌧(同6・1㌧)を見込んでいる。

 今期の収穫面積は、前期の381㌶から13㌶増の394㌶。年内操業は4期連続。

 当初の計画では、11日から搬入開始の予定だったが、雨の影響で12日に変更した。安全祈願祭は11日に行われた。

 同事業所の光富広次長兼農務部長は「質・量ともに期待できる。雨が続かないことを願いたい」と話した。

 年内は24日または25日まで搬入を行う。年明けは1月5から開始、操業終了は3月下旬ごろを予定している。