奄美市合同入社式

誓い新たに社会人としてのスタートを切った新入社員たち

責任ある社会へ一歩 35人、成長と活躍誓う

 2021年度「第57回奄美市合同入社式」(奄美大島商工会議所など主催)が1日、同市名瀬の奄美サンプラザホテルであった。市内10事業所から新入社員35人が出席。真新しいスーツの新人らは、緊張と期待を胸に一歩を踏み出し、責任ある社会人としての活躍を誓った。

 冒頭、同商議所の有村修一会頭は「奄美の未来は一人ひとりの成長にかかっている。失敗はすべての人が通る道、目標を定めながら自分が何をすべきか考え、しっかり行動してほしい」とあいさつ。印南百合子大島支庁長、朝山毅奄美市長も祝福する中、新人らは真剣な表情で前を向き、諸先輩のエールに耳を傾けた。

 新入社員代表の㈱奄美航空・黒原梓月さんは「身の引き締まる思いで、大きな責任を感じている。未熟者だが一日も早く社風に馴染み、役立てるよう頑張りたい」と決意を宣言。最後は万歳三唱を行い、地域の未来を担う社会人への成長と活躍を誓った。

 武田省吾さん(24)は地域に一番貢献できる仕事として奄美市役所への入庁を決意。「まだまだ分からないことばかりだが、失敗を恐れず何にでも挑戦していきたい」と表情を引き締めた。