男子93㌔級武田、120㌔級久井優勝

男子120㌔級でスクワットの日本新記録となる320㌔を挙げる久井宏真=13日、知名町あしびの郷・ちな=

第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権 知名町

 【沖永良部】第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権2日目が13日、知名町あしびの郷・ちなであった。男子83~120㌔超級の5階級に28人が出場した。

 93㌔級では、武田裕介が3種目トータルで日本新記録となる773㌔をマークして優勝。120㌔級を制した久井宏真は、スクワットでこれまでの日本記録を10㌔上回る320㌔をクリアし、デッドリフトでも315㌔を挙げ日本記録を塗り替えた。

 鹿児島県パワーリフティング協会の実島可斉会長は「多くの日本新記録が出たのは、知名町の協力のおかげ。かごしま国体に向けてすばらしい大会となった」と話した。

 同町は、2023年かごしま国体パワーリフティング競技の実施会場となっており、今大会は国体のリーサル大会として開催された。

 男子の結果は次の通り。

 ▽59㌔級①蛯原孝晴(茨城・MNW)572・5㌔▽66㌔級①牛山恭太(北海道・BURST LIMIT)678㌔②渋谷優輝(千葉・Strength Gym Tokyo Bay)627・5㌔③伊東優太(宮崎・個人)587・5㌔▽74㌔級①川島達也(千葉・Strength Gym Tokyo Bay)660㌔②大島逸生(滋賀・Muscle Quality)630㌔③國芳雅也(岡山・ノーリミッツ岡山)627・5㌔▽83㌔級①中川哲汰(岡山・ノーリミッツ岡山)735㌔②佐藤亮太(同)680㌔③石井蓮(千葉・Strength Gym Tokyo Bay)657・5▽93㌔級①武田裕介(東京・TXP)773㌔②鶴谷史門(神奈川・個人)726・5㌔③中島良介(千葉・個人)721㌔▽105㌔級①栗原弘教(東京・Training-studio “Master Mind”)762・5㌔②田野智徳(岡山・エイブルスポーツクラブ岡山)760㌔③平井勇輝(富山・高岡TC)720㌔▽120㌔級①久井宏真(京都・EXSTAGE)820㌔②大原友海(東京・TXP)785㌔③山川太希(沖縄・那覇ジム)757・5㌔▽120㌔超級①中村一希(東京・TXP)800㌔②田中顕弥(千葉・パワーリフティングジムZEAL)725㌔